●とくに健康への影響が高い3つの原因
・仕事の要求度が高い⇒仕事の負荷、責任など
・仕事のコントロール度が低い⇒従業員の裁量権や自由度
・上司や同僚の支援が得られない⇒職場の人間関係
職業性ストレスの原因となる項目と詳細の例
原因となる項目 |
原因の詳細 |
作業内容及び方法 |
① 仕事の負荷が大きすぎる。あるいは少なすぎる。 ② 長時間労働である。あるいはなかなか休憩がとれない。 ③ 仕事の役割や責任がはっきりしていない。 ④ 従業員の技術や技能が活用されていない。 ⑤ 繰り返しの多い単純作業ばかりである。 ⑥ 従業員に自由度や裁量権がほとんど与えられていない。 |
職場組織 |
① 管理者・同僚からの支援や相互の交流がない。 ② 職場の意思決定に参加する機会がない。 ③ 昇進や将来の技術や知識の獲得について情報がない。 |
職場の物理化学的環境 |
① 貴金属や有機溶剤などへの暴露。 ② 好ましくない換気、照明、騒音、温熱。 ③ 好ましくない作業レイアウトや人間工学的環境。 |
「職業性ストレス簡易調査票」の質問項目
質問項目 |
項目数 |
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仕事のストレス要因 |
17項目 |
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ストレス反応 |
29項目 |
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修飾要因 |
社会的支援 |
9項目 |
満足度 |
2項目 |
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合計 |
57項目 |
出典:改訂2版 メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)重要ポイント&問題集 見波 利幸著
日本能率協会マネジメントセンター より