産業ストレスの基礎知識
モデルによると、職場環境や人間関係、仕事の質や量、将来性、仕事のコントロール、責任など、さまざまな「仕事上のストレッサ―」が心理的な負荷となります。心理的な負荷を受けると、心理的反応、生理的反応、行動化というストレス反応が現れます。
●就職後3年以内に転職、退職する新入社員の割合
・「労働経済白書」2008年版では、大卒者⇒37%、高卒者⇒50%
●若年労働者の一部で増えているメンタルヘルス不調の特徴
・仕事上の役割や人間関係の問題で、簡単にメンタルヘルス不調に陥り、休業(休職)する事例が増加
・「組織への帰属意識が希薄」「自己愛が強い」「自己中心的」「責任感が弱い」「協調性や忍耐力が乏しい」「他人のせいにする外罰的傾向がある」「人格的に未成熟である」などの特徴
⇒生活指導のほか、帰属意識・役割意識の改善が重要