●管理監督者に求められること

 ・日常の職場管理等で把握した具体的問題点の改善

 ・従業員の意見を踏まえての実施

 ・事業場内産業保健スタッフや事業場外資源からの助言・協力

 ・定期的な評価と見直しおよび継続的な取り組み

 

●事業場内産業保健スタッフと連携する

 産業医や産業保健スタッフなどの事業場内産業保健スタッフは、定期的に(または必要に応じて)職場内のストレス要因を調査します。職場巡視(観察)、上司と従業員本人からのヒアリング(聞き取り調査)などの方法があります。

 そして、職場内のストレス要因を把握し評価します。また、必要があれば管理監督者に助言し、管理監督者と協力しながら改善を図ります。

 

●人事労務管理スタッフと連携する

 人事労務管理スタッフは、人事労務管理上のシステムが従業員の健康に及ぼす影響を具体的に把握します。職場配置、人事異動などがあります。

 人事労務管理上のシステムの問題は、管理監督者だけでは解決できないため、協力が必要です。

 

●衛生委員会と連携する

 労働安全衛生法により、常時50人以上の労働者を使用する事業場には、衛生委員会の設置が義務づけられています。

 「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、職場環境改善のために衛生委員会を有効に活用するよう示されています。

 

対策の評価方法

評価方法

内容

改善実行レベルでの評価

計画された改善提案がどの程度実施されたか

(計画、リスクアセスメント、実施、評価の取り組み状況)

取り組みの評価

取り組みが役に立ったか

(生産性の向上、欠勤率の減少、休業日数の変化への効果)

「職業性ストレス簡易調査票」などを用いての健康情報の評価

改善前後の従業員の健康状態はどうか

(ストレス状態)

 

出典:改訂2版 メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)重要ポイント&問題集 見波 利幸著

   日本能率協会マネジメントセンター より

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